Googleビジネスプロフィールの商品登録とは、店舗で扱う商品を写真・価格・説明文付きでプロフィール上に掲載できる機能です。登録した商品は検索結果やGoogleマップの「商品」タブに一覧表示され、来店前のユーザーに品揃えを視覚的に伝えられます。本記事では、商品登録の仕組みとメリット、登録手順、運用上の注意点を解説します。
商品登録とは?プロフィール上に「ミニカタログ」を作れる機能
商品登録とは、小売店・サロン・専門店などが取扱商品を1点ずつ登録し、プロフィール内にカタログのように陳列できる機能です。費用は無料で、各商品には次の情報を設定できます。
- 商品名と写真(1枚)
- カテゴリ(自由に作成可能)
- 価格(固定価格または範囲指定)
- 商品説明(最大1,000文字)
- リンクボタン(商品ページやECサイトへの誘導)
登録した商品はスマートフォンの検索結果で横スクロールのカード形式で表示されるため、視覚的なインパクトが大きく、プロフィールの情報量を一気に増やせます。飲食店の料理は後述の「メニュー」機能が担当するため、商品登録は主に物販・小売・サロンの物販商材で使う機能と整理すると分かりやすいでしょう。
たとえば花屋なら「季節の花束」「観葉植物」「ギフトアレンジ」、美容室なら「シャンプー」「トリートメント」などの店販商品を登録するイメージです。実店舗に来なければ分からなかった品揃えを、検索の段階で見せられるのがこの機能の本質です。
商品登録の3つのメリット
商品登録のメリットは、来店前の訴求力向上・検索との関連性強化・ECへの導線確保の3つです。
- 来店前に品揃えと価格帯が伝わる:「何がいくらで買えるか」が事前に分かると、ユーザーは安心して来店できます。価格を明示することで、来店後のミスマッチも防げます。
- 商品名での検索と結びつく:商品名や説明文に含まれる語句は、Googleがビジネスの取扱内容を理解する手がかりになります。「地域名+商品名」で探すユーザーとの接点が増え、ローカル検索での関連性向上が期待できます。
- ECサイトへの導線を作れる:各商品にリンクを設定すれば、検索画面から自社ECへ直接誘導できます。実店舗とオンライン販売の両方を持つビジネスには特に有効です。
商品登録の手順(4ステップ)
商品登録は管理メニューから1商品あたり数分で完了し、特別なツールは必要ありません。手順は次の4ステップです。
- オーナー確認済みアカウントでログインし、自店舗名をGoogle検索する
- 管理メニューから「商品を編集」を選ぶ
- 商品名・カテゴリ・価格・説明・写真・リンクを入力する
- 公開して表示を確認する
最初から全商品を登録する必要はありません。まずは看板商品・売れ筋・利益率の高い商品から10点程度を目安に登録し、反応を見ながら追加していく進め方が現実的です。カテゴリを先に設計しておくと、商品数が増えても一覧が整理された状態を保てます。
説明文には、商品の特徴に加えて「誰に・どんな場面で向いているか」を一言添えると効果的です。たとえば「母の日のギフトに人気」「敏感肌の方向け」といった用途の記述は、ユーザーの検索意図と結びつきやすく、選ばれる理由づくりにもなります。
商品登録の注意点
商品登録で注意すべきは、規制対象商品の扱い・情報の更新漏れ・写真の品質の3点です。順に見ていきましょう。
第一に、アルコール・タバコ・医薬品などの規制対象商品は登録できません。審査で非承認となるだけでなく、繰り返すとプロフィール全体の評価に影響する恐れがあります。第二に、価格改定や取扱終了を放置すると、古い情報を見たユーザーとのトラブルにつながります。「掲載価格と店頭価格が違う」という体験は信頼を大きく損なうため、値上げ・廃番のタイミングで必ず更新し、月1回は一覧全体を見直しましょう。第三に、写真は商品が主役の鮮明なものを使います。ロゴだけの画像や借り物のイメージ画像では訴求力が出ず、審査落ちのリスクもあります。白背景や無地の布の上で自然光を使って撮るだけでも、スマートフォン撮影で十分に見栄えのする商品写真になります。
商品登録は「登録して終わり」ではなく、店頭の品揃えと同期させてこそ効果を発揮します。季節商品の入れ替えなど、実店舗の動きに合わせた運用を心がけましょう。棚替えのタイミングで「プロフィールの商品も入れ替える」とルール化しておけば、更新漏れは自然に防げます。閲覧数の多い商品はパフォーマンス機能で確認できるため、反応の良い商品を上位カテゴリに寄せる調整も効果的です。
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よくある質問(FAQ)
商品登録は何件まで登録できますか?
件数の明確な上限は公表されていません。ただし多すぎると管理が追いつかなくなるため、売れ筋を中心に更新可能な範囲で登録するのが実務的です。
飲食店は商品登録とメニュー登録のどちらを使うべきですか?
料理や飲み物はメニュー登録を使うのが基本です。テイクアウト用の物販商品(瓶詰め・グッズなど)がある場合に商品登録を併用するとよいでしょう。
価格は必ず入力しなければいけませんか?
価格の入力は任意で、固定価格のほか範囲での表示も選べます。ただし価格があるほうがユーザーの安心感は高まるため、可能な限り入力することをおすすめします。
登録した商品から直接購入してもらえますか?
プロフィール上で決済は完結しません。商品ごとに設定できるリンクから自社ECサイトなどへ誘導し、そちらで購入してもらう流れになります。