Googleビジネスプロフィールの商品登録とは?使える店と向き不向きの判断

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Googleビジネスプロフィールの商品登録とは、実店舗で販売している物の商品を、写真や価格とともにプロフィールに載せる機能です。Googleのヘルプでは「商品エディタ」と呼ばれ、追加した商品はGoogle検索のビジネスプロフィールに表示されます。ただし、飲食店の料理やサービス業の施術は、商品ではなく別の機能で登録するよう案内されています。この記事では、商品登録を使うべき店かどうかの判断に絞って、対象の条件、ほかの機能との振り分け、得られること、ポリシー、登録する商品の選び方を説明します。実際の入力の手順は商品登録の使い方の記事で扱っています。

商品登録は「店頭の棚」をプロフィールに置く機能

商品が並ぶ店舗のディスプレイ
Photo by Jason Zeis on Unsplash

商品登録は、店に来なければ分からなかった品ぞろえを、検索の段階で見せる機能です。基本情報が「どこにある何の店か」を伝えるのに対し、商品は「その店で何が買えるか」を伝えます。

表示される場所

Googleビジネスプロフィール ヘルプの「商品エディタについて」によると、追加した商品はGoogle検索のビジネスプロフィールに表示されます。登録したら、スマートフォンとパソコンで自店を検索し、どこにどう並んでいるかを一度確かめておきます。

使える店の条件

同じヘルプでは、商品エディタの対象を、実店舗で物理的な商品を販売しているビジネスとしています。そのうえで、オンラインで購入できるサイトがない、商品にバーコードがない、在庫状況の最新データがない、のいずれかに当てはまる場合に使えると説明されています。オーナー確認が済んだプロフィールであることも前提です。

商品・メニュー・サービス・在庫連携の振り分け

商品エディタのヘルプは、業種によって別の機能を使うよう案内しています。どの機能を使うかを最初に決めておくと、登録し直す手間がありません。

扱うもの使う機能ヘルプでの案内
実店舗で売る物の商品(バーコードなし)商品エディタこの記事の対象
飲食店の料理や飲み物メニューエディタ飲食店はメニューエディタを使う
施術・修理・相談などの役務サービスエディタサービスはサービスエディタを使う
バーコード付きの商品ローカル在庫アプリ(POSシステムの接続)在庫データと連携して表示する

飲食店はメニューで登録する

料理や飲み物は、メニューエディタで登録します。テイクアウト用の瓶詰めや焼き菓子の詰め合わせのように、店頭で物として売っている品をどう扱うかは迷うところですが、料理の一部として出すものはメニュー、物販の棚に並べて売るものは商品、と分けて考えると整理しやすくなります。メニューの登録はメニュー登録の記事で説明しています。

サービス業はサービスで登録する

美容室のカットやエステの施術、整体のコースなど、形のない役務はサービスエディタで登録します。以前は施術のコースを商品として写真付きで並べる使い方も見られましたが、現在のヘルプの案内に沿うなら、施術はサービス、店頭で販売するシャンプーなどの物販は商品、と分けます。サービスの登録はサービス登録の記事を見てください。どちらの機能が表示されるかはカテゴリとも関係するため、項目が見当たらない場合はサービス・メニュー登録の振り分けの記事で確かめ方を説明しています。

バーコード付きの商品が多い店

バーコードのある商品を多く扱い、レジ(POSシステム)で在庫を管理している店は、商品エディタで1点ずつ登録するより、在庫データと連携する方法が案内されています。この連携は利用できる国や地域が限られているため、使えるかどうかはヘルプで最新の対象を確かめてください。

商品登録で得られること

商品登録の役割は、検索で店を見つけた人に「欲しい物がありそうだ」と分かってもらうことです。

来店前に品ぞろえと価格帯が分かる

専門店は、外から見ただけでは何を扱っているかが伝わりにくい業態です。代表的な商品と価格の目安が見えると、お客様は無駄足になるかどうかを来店前に判断できます。「行ったのに目当ての物がなかった」という不満を減らすことにもつながります。

問い合わせの電話に先に答えられる

専門店には「〇〇は置いていますか」「だいたいいくらですか」という電話がよくかかってきます。代表的な商品と価格の目安が見えていれば、こうした確認の一部は検索の段階で済みます。電話を受ける側も、在庫の有無のように商品の一覧だけでは答えられない質問に時間を使えるようになります。ただし、商品の一覧は在庫の有無を示すものではないため、数に限りがある品は説明の中で「在庫は店舗にお問い合わせください」と添えておくと誤解が起きません。

商品の閲覧数を確かめられる

Googleビジネスプロフィール ヘルプの「ビジネス プロフィールのパフォーマンスを把握する」では、指標の一つとして「商品」が挙げられており、店舗で販売される商品の閲覧数で、オンライン販売分は含まれないと説明されています。登録した商品が見られているかを、ほかの指標と並べて確かめられます。

検索の順位との関係

ローカル検索の順位について、Googleのヘルプは関連性・距離・知名度で決まると説明しています。改善のヒントには「店舗の商品を追加する」が挙がっていますが、これは対象の国・地域の小売業者向けで、店舗の商品がローカル検索結果に表示され、在庫状況を確認できるようになるという趣旨です。商品エディタで登録すれば順位が上がる、とまでは書かれていません。

商品登録が向いている店、向いていない店

商品エディタの対象に当てはまっても、店の扱い方によって効果は変わります。

向いている店

定番の品が決まっていて、価格があまり変わらない専門店は、登録した内容が長く使えます。自転車店の主な車種、文具店の定番のペン、和菓子店の日持ちする詰め合わせ、手芸店の主な材料などです。お客様が「この店にあの品はあるか」を確かめたくて検索する業態ほど、商品の一覧が役に立ちます。

手間に対して効果が出にくい店

古着や骨董のように一点物が中心で入れ替わりの早い店、仕入れ値によって価格が頻繁に変わる店は、登録した情報がすぐ古くなります。こうした店は、全商品を載せようとせず、品ぞろえの方向性が分かる代表的な品を数点だけ載せ、日々の入荷は投稿で知らせるほうが管理しやすくなります。登録と削除の手間が、商品を見てもらえる期間に見合うかどうかを基準に考えます。数日で売れてしまう品を登録しても、削除が遅れれば売り切れた品が載り続けることになります。

ポリシーと不承認について

商品は、内容によって表示されないことがあります。登録する前に、どの決まりが適用されるかを知っておきます。

ショッピング広告のポリシーが適用される

商品エディタのヘルプでは、送信する商品はショッピング広告のポリシーに準拠している必要があり、違反する商品を送信すると、アップロードしたすべての商品が削除される可能性があると説明されています。扱いに制限のある商品を販売している店は、登録する前にポリシーを確かめ、迷う商品は登録しないほうが安全です。

不承認になった場合

ヘルプの「商品の承認について」によると、不承認になった商品はGoogleに表示されず、理由は商品の画面で確認できます。修正して保存すると24時間以内に自動で再審査されます。具体的な確かめ方と直し方は商品登録の使い方の記事で説明しています。

登録する商品の選び方

商品写真をスマートフォンで撮影する店主
Photo by Rendy Novantino on Unsplash

商品登録は、最初から全商品を載せる必要はありません。更新し続けられる数に絞ることが、情報の正しさを保ついちばんの方法です。

何点から始めるか

最初は、店の看板になる品、よく問い合わせのある品、価格の目安を伝えたい品から選びます。点数の決まりはありませんが、月に1回すべての商品を見直せる数にとどめておくと、古い価格が残る事態を防げます。写真は、商品ごとに店で撮ったものを用意します。仕入れ先の画像を使う場合は、使ってよいかを先に確かめてください。

カテゴリを先に決める

商品が増えたときに見やすいよう、店頭の棚の分け方に合わせてカテゴリを決めてから登録します。「ギフト」「定番」「季節」のように用途で分けるか、品目で分けるかは、お客様がどちらで探すかで決めます。贈り物の需要が多い店なら用途、目的の品を決めて来る人が多い店なら品目、というのが一つの目安です。

登録した後の管理

商品の情報は、店頭と食い違った瞬間にお客様の不満につながります。管理の流れを先に決めておきます。

価格改定や取り扱い終了を反映する

値上げや取り扱いの終了があったら、その日のうちに商品の情報を直すか削除します。店頭の値札を替える作業と同じ流れに、プロフィールの更新を組み込んでおくと漏れません。

Merchant Centerと連携している場合

ヘルプによると、Merchant Center(Googleに商品データを登録するためのサービス)のアカウントがリンクされていると、「商品を編集」からMerchant Centerでの管理を選ぶ案内が表示されます。オンラインショップの商品データを管理している店は、どちらで管理するかを決めて、二重に更新しないようにします。

季節の商品を入れ替える

季節限定の品は、販売を始める日に登録し、終わる日に削除するのが基本です。毎年同じ時期に扱う品なら、写真と説明文を控えておくと、翌年は貼り付けて価格を確かめるだけで登録できます。季節の入れ替えに合わせて投稿でも知らせると、商品の一覧と投稿の内容がそろいます。

商品登録で迷いやすいこと

商品登録に費用はかかりますか?

かかりません。Googleビジネスプロフィールの機能の一つで、オーナー確認が済んでいれば追加の費用なしで使えます。

飲食店のテイクアウト品は商品とメニューのどちらですか?

料理として出す品はメニュー、店頭の棚に並べて物として売る品は商品と分けると整理できます。迷う場合は、お客様が「料理」として探すか「買い物」として探すかで決めます。

美容室のトリートメントの施術は商品で登録できますか?

施術はサービスエディタで登録するのが、現在のヘルプの案内です。店頭で販売するシャンプーやトリートメント剤などの物販は商品で登録できます。

登録した商品をプロフィールから購入してもらえますか?

商品の画面で決済が完了する仕組みではありません。オンラインショップがある場合は、リンクから自社のページへ案内します。

まだオンラインショップがない店は、無料で始められるネットショップを用意して、そこへ案内する方法もあります。例えば Squareオンラインビジネス には0円のプランがあり、オンライン決済の手数料は3.6%(プレミアムプランは3.3%)です。注文を店頭で受け取ってもらう機能や、SquareのPOSレジと在庫を同期する機能も案内されています。2026年10月に公式サイトで確認した時点の内容です。料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトでご確認ください。

商品の点数が多いほど有利ですか?

点数が多いことを有利とするGoogleの説明はありません。古い情報が残るほうが不利益が大きいため、更新できる数に絞ります。

商品登録を使うかどうかの決め方

まず、自店が扱うものが「実店舗で売る物の商品」かどうかを確かめます。料理ならメニュー、施術や修理ならサービス、バーコード付き商品が中心なら在庫連携の案内を見ます。商品エディタの対象に当てはまり、定番の品がある店なら、看板の品から少数を登録し、月1回見直す運用で始めるのが無理のない進め方です。機能の名前や対象はヘルプで更新されることがあるため、画面が記事と違う場合は最新の説明を確認してください。

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