Googleビジネスプロフィールでまずやるべき5つの基本施策|最初の2週間の進め方

Googleビジネスプロフィールでまずやるべきことは、権限を整えたうえで、基本情報、カテゴリ、写真、説明文とサービス、口コミの受け入れ準備の5つを、最初の2週間で一通り終わらせることです。どれもMEO対策の土台で、ここが欠けたまま投稿や広告に手を広げても効果が出にくくなります。この記事では、Googleビジネスプロフィール ヘルプの手順と仕様に沿って、5つの施策を取りかかる順番に説明し、業種によって変わる点もあわせて整理します。整えたあとの毎週・毎月の続け方はMEO対策を自分で続けるやり方で扱っています。

目次

施策に入る前に、権限と状態を確かめる

Photo by Brooke Cagle on Unsplash

5つの施策に入る前に、プロフィールを自分たちで管理できる状態かを確かめます。ここが曖昧なまま進めると、あとで手続きが止まります。

オーナー確認が済んでいるか

オーナー確認が済んでいないプロフィールは、編集した内容が公開されません。Googleビジネスプロフィール ヘルプの「ローカル検索結果のランキングを改善するヒント」でも、オーナー確認を行うことが最初のヒントとして挙げられています。確認の方法は店の状況によって選択肢が変わるため、管理画面の案内に沿って進めます。

管理する人を2人以上にする

ヘルプの「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」によると、権限には、ユーザーの追加や削除までできる「オーナー」と、それ以外はほぼ同じ操作ができる「管理者」があります。「ビジネス プロフィールの設定」の「ユーザーとアクセス権」から、店側の人を2人以上登録しておくと、担当者が辞めたときや業者を替えたときにも困りません。新しく加わった人は、7日ほど一部の操作ができない期間がある点も覚えておきます。

施策1|基本情報を正確に埋める

最初の施策は、店名、住所、電話番号、営業時間などの基本情報を、実態どおりに埋めることです。お客様が来店を決めるときに必ず見る情報で、間違っていると口コミの低評価にも直結します。

名前・住所・電話番号は看板と同じに

ビジネス名は、看板や店頭で実際に使っている名前と同じにします。ガイドラインでは、キャッチコピーや駅名などを足すことを認めていません。住所は来店を受ける場所を正確に書き、電話番号はできるだけ店に直接つながる番号にします。ウェブサイトや名刺の表記ともそろえておきます。

営業時間と特別営業時間

通常の営業時間に加え、年末年始や連休の予定が決まっていれば、特別営業時間も先に入れておきます。ランチとディナーで時間が分かれる飲食店は、休憩時間を入れた2つの時間帯で登録します。

業種によって入れ方が変わる情報

ガイドラインでは、予約制のビジネスや、日によって内容が変わるレッスンなどは、営業時間を入力しない例として挙げています。出張や訪問が中心で来店を受けない業種は、住所を非表示にしてサービス提供地域を設定します。一つずつの項目の確認は最初に確認すべき基本情報チェックリストが役立ちます。

Googleが集めた情報も確かめる

プロフィールの情報は、オーナーが入れたものだけでなく、Googleが集めた情報やユーザーからの提案で変わることがあります。ヘルプの「ビジネス プロフィールを編集する」では、「プロフィールを編集」から「収集された情報」を選ぶと、こうした情報を確認できると案内しています。基本情報を埋め終えたら、ここも一度開いて、実態と違うものが入っていないかを確かめます。

施策2|カテゴリを決める

カテゴリは、どんな検索の言葉でプロフィールが表示されるかに深く関わる項目です。基本情報の次に、時間をかけて決めます。

メインカテゴリは事業そのものを表すもの

ガイドラインでは、事業を最も具体的に表すカテゴリを少数選ぶよう定めています。候補が複数あるときは、売上の中心になっている事業、お客様に「何の店か」と聞かれて答える言葉に近いものを選びます。管理画面でカテゴリの名前を入力すると候補が表示されるので、思いつく言葉を何通りか入れて、最も近いものを探します。同じ地域の同業店がどのカテゴリで表示されているかを、Googleマップで見比べるのも参考になります。

追加カテゴリは実態のあるものだけ

追加のカテゴリは、実際にその事業を行っている場合に限って加えます。提供しているサービスや設備を表す言葉は、カテゴリではなくサービスや属性の欄で伝えます。同じ建物の別の事業のカテゴリを足すことも認められていません。

施策3|写真をそろえる

写真は、プロフィールを開いた人が最初に目にする情報です。開設したら、最低限の枚数を早めにそろえます。

業種外観・内観で撮るもの商品・サービスで撮るもの
———
飲食店入口と看板、席の様子看板メニュー、季節の料理
美容室・サロン入口、施術席、待合仕上がりの例、使う道具
整骨院・クリニック入口、受付、施術室施術の様子、設備
工務店・修理業事務所や作業場の外観施工の前後、作業中の様子

写真の仕様

ヘルプの「ビジネス プロフィールの写真と動画を管理する」によると、写真はJPGまたはPNG、10KB〜5MB、推奨の解像度は縦横720ピクセル、最小は250ピクセルです。ピントが合って明るく、加工しすぎないものがすすめられています。動画は30秒まで、75MBまで、720p以上です。

撮影の段取り

撮影は、開店前など店内が片付いていて、お客様が写り込まない時間に行います。自然光が入る時間帯を選ぶと、明るさを加工で補わずに済みます。前の表のように、撮る場面を先に書き出してから撮り始めると、1回の撮影で必要な枚数がそろいます。スタッフが写る場合は、掲載してよいか本人に確かめておきます。

ロゴとカバー写真

ロゴとカバー写真も「写真」の画面から設定します。ヘルプでは、カバー写真が必ず最初に表示されるとは限らず、画質が低い場合などは顧客が投稿した写真が代わりに使われることがあるとしています。カバーには明るく鮮明な写真を選びます。

施策4|説明文・サービス・属性を書く

基本情報と写真がそろったら、店の特徴を伝える文章と項目を埋めます。

説明文は全角375文字以内で

ヘルプの「ビジネス プロフィールを編集する」によると、説明欄は全角375文字(半角750文字)以下です。どんな店か、どんなお客様に向いているか、他にない特徴は何かを、事実だけで書きます。ガイドラインでは、リンクや割引を強調する表現は認められていません。

サービスと属性

提供しているサービスやメニュー、駐車場や支払い方法などの属性を埋めます。お客様が条件で店を絞り込むときの手がかりになる項目なので、分かる範囲で漏れなく入れます。業種によって表示される項目が違うため、管理画面に出ている項目を上から順に確かめていきます。メニューや料金を載せる場合は、店頭やウェブサイトに出している内容と食い違わないようにし、値上げや季節の入れ替えのときに直す担当も決めておきます。

施策5|口コミを受け入れる準備をする

最後は、口コミを集めて返信する仕組みの準備です。口コミは開設直後から少しずつ増やしていくもので、仕組みを先につくっておくと、施策の土台が完成します。

投稿リンクとQRコードを用意する

管理画面の「クチコミを読む」から「クチコミを増やす」を選ぶと、投稿用のリンクと、パソコンならQRコードを取得できます。渡す場面や文面の考え方は口コミ投稿リンクとQRコードの作り方で解説しています。見返りを渡す依頼や評価の指定は、Googleのポリシーで禁止されています。

返信の担当と期限を決める

口コミが届いたら、誰が、何日以内に返信するかを決めておきます。オーナーが1人で返すのか、店長に任せるのか、低評価のときは誰に相談するのかまで決めておくと、迷わずに対応できます。

口コミの通知を受け取れるようにする

口コミが届いても気づかなければ、返信の期限は守れません。管理するアカウントのメールやスマートフォンで、Googleビジネスプロフィールからの通知を受け取れる設定になっているかを確かめます。店用のアカウントを使っている場合は、そのメールを誰が見るのかも決めておきます。

最初の2週間の進め方

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5つの施策は、一度に終わらせる必要はありません。次のように日程を分けると、通常の営業と並行して進められます。

時期やること手元に用意するもの
———
1〜2日目権限の確認、管理者の追加店側で使うGoogleアカウント
3〜5日目施策1 基本情報、施策2 カテゴリ看板の写真、営業の予定表
6〜9日目施策3 写真の撮影と登録スマートフォン、撮る場面の一覧
10〜12日目施策4 説明文・サービス・属性メニュー表や料金表
13〜14日目施策5 口コミの準備、基準の記録パソコン、記録用の表

終わったら基準となる数字を残す

2週間が終わった時点で、パフォーマンスの画面で閲覧数や通話、ルート、ウェブサイトのクリックの数を記録し、口コミの件数と評価も控えておきます。ヘルプによると、パフォーマンスのデータはオーナー確認済みのプロフィールでのみ利用でき、検索語句の数字は毎月月初に更新されます。この記録が、その後の運用で変化を比べる出発点になります。

最初の基本施策で迷いやすいこと

5つの施策はどの順番で進めるのがよいですか?

権限の確認、基本情報、カテゴリ、写真、説明文とサービス、口コミの準備の順をおすすめします。お客様が来店を決めるのに欠かせない情報から埋めていく順番です。

写真はプロに頼んだほうがいいですか?

最初はスマートフォンで構いません。ヘルプの推奨どおり、ピントと明るさを優先して撮れば十分に役立ちます。数がそろってから、見せ場になる写真だけを撮り直す方法もあります。

説明文に地域名やサービス名を入れてもいいですか?

事実として店の特徴を説明する中で使うのは問題ありません。言葉を不自然に並べるのではなく、読む人に伝わる文章にしてください。

営業時間が日によって違うときはどうしますか?

予約制など、決まった営業時間がない業種は、ガイドラインで営業時間を入力しない例として挙げられています。決まった曜日だけ時間が違う場合は、曜日ごとに設定します。

開設したばかりで口コミが0件です。先に何をすべきですか?

基本情報と写真を整えてから、来店したお客様に同じようにお願いする仕組みを始めます。知人に頼んで書いてもらう方法は、利益相反として禁止されているので避けてください。

2週間で終わらなかったら問題がありますか?

問題ありません。順番を守ることのほうが大事です。ただし、オーナー確認と基本情報は、できるだけ早く終わらせてください。

土台を整えてから次の段階へ

Googleビジネスプロフィールでまずやるべきことは、権限を整え、基本情報、カテゴリ、写真、説明文とサービス、口コミの受け入れ準備の5つを順に終わらせることです。どれもお客様が店を選ぶときの材料そのもので、ここが整って初めて、投稿や口コミの積み上げが効いてきます。終わった時点の数字を残し、次の段階の運用に進んでください。

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