2026年6月のMEO最新ニュース|コアアップデート完了とGemini連携など公式発表

  • 2026年6月5日
  • 2026年10月27日
  • MEO対策
  • 49view

2026年6月のMEO関連ニュースは、検索のランキング更新、Search Consoleでの生成AIの表示の計測、GoogleアナリティクスとGoogleビジネスプロフィールの連携、GeminiアプリとGoogleビジネスプロフィールの接続、そしてGoogle 検索セントラルの文書更新の5つに分かれます。この記事は、2026年6月1日から30日までにGoogleが公式のブログ・ヘルプ・ステータスページで発表した内容に絞って整理したものです(2026年10月に内容を見直しました)。第三者のブログや報道だけで伝えられた話題は含めていません。各項目には、店舗のWeb担当者が確かめておくとよい点を添えています。

目次

この記事の対象と時点

この記事で扱うのは、Googleが2026年6月中に公式に出した発表です。発表元は、Google検索ステータス ダッシュボード、Google 検索セントラル ブログ、Google 検索セントラルの文書更新履歴、Googleアナリティクス ヘルプの「新機能」、Googleの公式ブログです。

発表の時点で「段階的に提供」とされた機能は、6月の時点ではまだ使えない地域やアカウントがありました。6月より後に提供範囲が変わったものは、その事実だけを1行で添えています。

6月の公式発表の一覧

6月の主な発表を日付順に並べると次のとおりです。

日付発表元内容
6月1日ごろ検索ステータス ダッシュボード2026年5月のコアアップデートが完了
6月3日検索セントラル ブログSearch Consoleに生成AIのパフォーマンスレポート
6月5日検索セントラルの文書外部のSEOツール・サービスについての指針を公開
6月8日アナリティクス ヘルプGA4とビジネスプロフィールの連携
6月10日Googleの公式ブログGeminiアプリとビジネスプロフィールの接続
6月11日アナリティクス ヘルプ参照元のグループ分けとホスト名のフィルタ
6月15日検索セントラルの文書llms.txtの扱いを明記、Q&A形式のリッチリザルトの文書を削除
6月24日検索ステータス ダッシュボード2026年6月のスパムアップデート

検索のランキング更新

6月は、5月に始まったコアアップデートの完了と、月末のスパムアップデートがありました。どちらも店舗の公式サイトの検索順位に関わる更新です。

2026年5月のコアアップデートが6月1日ごろに完了

Google検索ステータス ダッシュボードによると、2026年5月のコアアップデートは5月21日に始まり、11日と21時間で完了しました。コアアップデートは検索全体の評価の仕組みを見直すもので、特定のサイトを狙ったものではありません。順位が変わった場合も、すぐにページを書き換えるのではなく、完了後の数週間の推移を見てから判断します。

2026年6月のスパムアップデート

同じダッシュボードでは、2026年6月のスパムアップデートが6月24日に始まり、2日と1時間で完了したと記録されています。スパムに関するポリシーに反するページを対象にした更新です。

店舗サイトで確かめること

Search Consoleの検索パフォーマンスで、5月21日以前と6月以降の表示回数・クリック数を、ページごとに比べます。大きく下がったページがあれば、内容が薄くなっていないか、ほかのページと内容が重なっていないかを見直します。

Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポート

6月3日、Google 検索セントラル ブログで、Search Consoleに生成AI機能での表示を確認できるレポートが発表されました。AIによる概要やAIモードに、自社のページがどれだけ表示されたかを確かめられるようになります。

発表の内容

発表によると、レポートは検索の生成AI機能(AIによる概要やAIモード)と、Discoverの生成AI機能での表示を対象にしています。このデータは従来の検索パフォーマンスのレポートにも含まれており、新しいレポートは生成AIでの見え方を切り分けて見るためのものです。発表時は、一部のサイトから試験的に提供が始まりました。

見られる項目と見られない項目

見られるのは、表示回数、表示されたページ、国、端末(検索のみ)、日付ごとの推移です。日付は時間・日・週・月の単位で切り替えられます。クリック数は含まれないため、効果を測るときは通常の検索パフォーマンスと並べて見ます。

その後の提供範囲

Googleは同じ記事に、2026年8月31日時点で全世界のサイトに提供したと追記しています。

Googleアナリティクスの更新

6月は、Googleアナリティクス(GA4)にも店舗の集客に関わる更新が続きました。いずれもGoogleアナリティクス ヘルプの「新機能」で発表されています。

ビジネスプロフィールとの連携(6月8日)

GA4の管理画面から、GA4のプロパティとGoogleビジネスプロフィールを連携できるようになりました。連携すると、レポートのメニューにビジネスプロフィール用のレポートが加わります。取り込まれる指標は、インタラクション、通話、予約、ルート、ウェブサイトのクリック、メッセージ、メニューの7つです。データは直近6か月分が対象で、それより前の期間を選んだ場合は、取得できる最新のデータが表示されます。ビジネスプロフィール側の指標の意味はパフォーマンス分析の記事で説明しています。

参照元のグループ分け(6月11日)

参照元をまとまりで見る「Source Group」というディメンションが加わり、Facebook、Instagram、TikTokのように複数の参照元の値をもつサービスを1つにまとまった形で見られるようになりました。ChatGPTやPerplexityのような新しいAIの参照元もグループに含まれ、過去のデータにもさかのぼって反映されます。

ホスト名によるフィルタ(6月11日)

管理画面のデータフィルタに、ホスト名で計測を除外する種類が加わりました。自社サイト以外のドメインから送られてくる計測を除けるため、計測タグを別のサイトに流用された場合などに数字が混ざるのを防げます。

Geminiアプリとビジネスプロフィールの接続

6月10日、Googleの公式ブログで、GeminiアプリにGoogleビジネスプロフィールを接続できる機能と、事業者向けの「ビジネスノートブック」が発表されました。発表はGoogle for Brazilの場で行われました。

接続でできること

発表では、数週間のうちにビジネスプロフィールをワンタップでGeminiに接続できるようになるとされています。接続すると、Geminiが検索での表示、ルートの依頼、通話、利用者の反応を分析できるほか、店の口調に合わせて具体的な内容に触れたクチコミの返信を下書きしたり、営業時間の更新や季節の投稿、プロフィールの抜けの指摘を行ったりできると案内されています。

ビジネスノートブック

ビジネスノートブックは、会話、資料、ビジネスプロフィール、ウェブサイトを1か所に置き、Geminiが参照できるようにする機能です。開いたときに、未回答の利用者の質問や、祝日の営業時間の未設定といった気付きと、次にとる行動を示すと説明されています。

提供地域

発表では、6月中に全世界で提供を始めるとされ、注記で欧州経済領域と英国が対象から外されていました。どのGeminiのプランで使えるかは、発表には書かれていません。

検索セントラルの文書更新

Google 検索セントラルの文書更新履歴には、6月中に店舗のWeb担当者にも関わる更新がいくつか記録されています。

外部のSEOツール・サービスについての指針(6月5日)

外部のSEOツールやサービス、助言をどう評価するかについての指針が公開され、SEOの専門家に依頼するかどうかを扱うページも更新されました。Googleは外部のツールを評価・推奨しておらず、外部のツールはGoogleの内部の順位データにアクセスできないこと、「Googleに認められた」とうたうツールには慎重になること、AEOやGEOといった助言はGoogleの生成AI機能に関する案内と合っているかを確かめることが書かれています。業者を選ぶときの見方はMEO代行の選び方の記事も参考になります。

llms.txtの扱いの明記とQ&A形式のリッチリザルトの文書削除(6月15日)

生成AI機能向けの最適化ガイドに、llms.txtのファイルはGoogle検索では不要で、検索での見え方や順位に影響しないという注記が加わりました。同じ日に、質問と回答を並べたページ向けのリッチリザルトの文書が削除されました。この表示は5月7日から検索結果に出なくなっており、5月8日に廃止の告知が出ていたものです。

6月の発表を受けて店舗が確かめること

6月の発表は、計測の道具が増えたことと、AIに関する誤解を減らす案内が出たことが中心でした。店舗の担当者が手を動かすのは、次の3つです。

計測の連携を設定する

GA4とビジネスプロフィールを連携しておくと、サイトの数字とプロフィールの数字を同じ画面で見られます。データは直近6か月分なので、連携した日から記録を残す習慣をつくります。

生成AIでの表示を定点で見る

Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートが使える場合は、月に1回、表示回数と表示されたページを記録します。AI検索時代の運用の考え方はAI検索時代のMEO対策の記事で扱っています。

6月のニュースで迷いやすいこと

5月のコアアップデートで順位が下がったら、すぐに直すべきですか?

すぐに書き換える必要はありません。完了後の数週間の推移を見て、それでも戻らないページから、内容の薄さや重なりを見直します。

生成AIパフォーマンスレポートでクリック数は分かりますか?

分かりません。発表時の項目は表示回数、ページ、国、端末、日付で、クリック数は含まれていません。

GA4とビジネスプロフィールを連携すると、過去のデータはどこまで見られますか?

直近6か月分です。それより前の期間を選んでも、取得できる最新のデータが表示されます。

Geminiと接続するとマップの順位が上がると発表されていますか?

発表されていません。6月10日の発表は、分析や返信の下書きなど、運用の手間を減らす機能の案内です。

llms.txtを置くと、Google検索で不利になりますか?

不利にも有利にもなりません。Googleは、Google検索では使っておらず、見え方や順位に影響しないと説明しています。ほかのサービスのために置くことは構わないとされています。

6月は計測の道具とAIの誤解を解く案内がそろった月

2026年6月は、検索のランキング更新が2つ完了し、Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートとGA4のビジネスプロフィール連携という、店舗の見え方を測る道具が加わった月でした。あわせて、Geminiアプリからビジネスプロフィールを扱う機能が発表され、検索セントラルからは外部ツールとllms.txtについての案内が出ています。どれも公式の発表で中身が確かめられるため、業者や記事の説明を聞いたときは、発表元の文書と照らし合わせてから取り入れると安心です。

最新情報をチェックしよう!