Googleビジネスプロフィール写真の活用アイデア|業種別の撮影ネタと撮り方

Googleビジネスプロフィールの写真を集客に活かすアイデアとは、お客様が来店前に確かめたいことを1枚ずつ写真で答えていく考え方です。「おしゃれな写真を撮る」ことより、「この写真で何が分かるか」を先に決めると、撮るものに迷わなくなります。この記事では、どの業種でもそろえたい写真、業種ごとの撮影ネタ、季節の写真の入れ替え方、スマートフォンでの撮り方を順に紹介します。写真の形式や追加の手順は写真投稿機能の種類と条件で説明しています。

目次

撮る写真は「来店前に確かめたいこと」から決める

写真のネタに困る店の多くは、撮るものを「見栄え」で探しています。お客様の疑問から逆算すると、撮るべき写真は自然に決まります。

検索に使われる言葉を写真に置き換える

地図で店を探す人は「個室」「子連れ」「駐車場」「メンズ」「土曜診療」のように、条件を足して検索します。こうした条件は、写真があると一目で確かめられます。自分の業種でお客様がよく付ける条件を書き出し、それぞれを写真にできないか考えると、撮影リストの土台ができます。

1枚に1つの情報を写す

店内の写真に料理も人もメニューも入れようとすると、何を伝えたい写真か分からなくなります。「入口の場所」「カウンター席の広さ」「ランチの価格」のように、1枚に1つの情報を写すと、写真を見た人が知りたいことにすぐたどり着けます。

Photo by henry perks on Unsplash

どの業種でも先にそろえたい写真

業種にかかわらず、次の写真は最初にそろえておきます。新しく撮るネタを考えるのは、これがそろってからで十分です。

写真答える疑問撮り方
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外観どんな建物か、看板はどれか道の向かい側から看板と入口が入るように
入口どこから入るのかドアの前まで寄り、階段やエレベーターも写す
店内・席広さや雰囲気はどうか入口側から奥に向かって、明るい時間に
料金・メニューいくらかかるのか最新の掲示を正面からまっすぐ
駐車場・設備車で行けるか、子ども連れでも大丈夫か店から見た位置関係が分かる角度で

外観と入口は別の写真にする

外観は遠くから全体を、入口は近くから具体的に撮ります。ビルの中の店は、1階のエントランスと、店のある階の入口の両方を撮っておくと、初めての人が迷いません。

店内は「入ったときに見える景色」で撮る

店内の写真は、お客様が入口から入ったときに見える向きで撮ると、来店したときの印象と写真が一致します。奥から入口に向けて撮ると、外の光で暗く写りやすい点にも注意します。

料金とメニューは最新の掲示を撮る

料金表は、価格が読める距離で正面から撮ります。価格を改定したら、その日のうちに写真も差し替えます。古い価格の写真が残ると、来店時の食い違いになります。

飲食店の撮影ネタ

飲食店は利用の場面が多く、場面ごとに知りたいことが違います。場面で写真を分けると、ネタが尽きにくくなります。

ランチと夜で写真を分ける

同じ店でも、昼は価格と提供の早さ、夜は雰囲気とお酒の種類が気になります。ランチの定食やセットを価格表と一緒に、夜は照明を落とした店内やドリンクメニューを撮ると、それぞれの時間帯に探している人に伝わります。昼と夜で同じ席を撮り比べておくと、雰囲気の違いも伝えられます。

個室・座敷・カウンターを撮る

宴会や家族の食事を探す人は「個室」「座敷」で検索し、一人の人はカウンターの有無を見ます。席の種類ごとに1枚ずつ、何人まで座れるかが分かる写真を用意します。個室は扉や仕切りが写る角度にすると、個室であることが伝わります。テーブルに人数分の取り皿やグラスを並べた状態で撮ると、何人で使える席なのかが写真だけで分かります。

テイクアウトと持ち帰りの容器

持ち帰りを扱う店は、実際の容器に入った状態の写真が役に立ちます。量や詰め方が分かると、注文前の不安が減ります。予約の受け取り場所が店内と別なら、その場所も撮っておきます。

美容室・サロン・整体院の撮影ネタ

人の手で施術を受ける業種は、「誰に、どんな場所で、どんな流れで」施術されるかが判断材料になります。

スタイル写真はお客様の了承を取る

美容室やネイルサロンでは、仕上がりのスタイル写真が強い材料になります。お客様が写る写真は、了承を取ってから載せます。顔を写さず、後ろ姿や手元だけで伝える撮り方もあります。「メンズ」「縮毛矯正」「ショート」など、お客様が付けて探す言葉に合わせた仕上がりがそろうと、得意な分野が伝わります。

施術スペースと設備を撮る

整体院や接骨院では、ベッドの数や仕切りの有無、着替えの場所が気になる人が多くいます。初めての人ほど「人目につくか」を気にするため、隣との距離が分かる写真が役に立ちます。個室かカーテンの仕切りかが分かる写真を載せます。エステやリラクゼーションでは、シャワーやパウダールームの有無も写しておきます。

受付から施術までの流れを撮る

初めての人は、入ってから何をするのかが分からず不安を感じます。受付、問診票を書く場所、待合、施術室の順に撮ると、来店の流れが写真だけで伝わります。問診票の記入に時間がかかる場合は、その案内の写真もあると親切です。

医院・工務店・教室・小売店の撮影ネタ

写真の扱いに決まりや配慮が必要な業種や、店舗よりも品ぞろえや仕事の結果で選ばれる業種は、撮る前に確かめることがあります。

医院・歯科は医療広告のルールを確かめる

厚生労働省の医療広告ガイドラインでは、術前術後の写真を並べるだけで説明が不十分なものは、禁止される例として挙げられています。治療の前後の写真は載せず、待合室、診察室、バリアフリーの設備、駐車場など、来院の不安を減らす写真を中心にします。迷うときは、厚生労働省の「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書」で確かめます。

工務店・リフォームは施工事例を撮る

工務店やリフォーム会社は、店舗よりも仕事の結果が判断材料になります。施工前と施工後、作業中の現場、使った材料を撮ります。施主の家が特定されないよう、表札や外観の全体が写らない構図にし、掲載の了承を取ってから載せます。ショールームや事務所がある場合は、その入口と駐車場も撮ります。

学習塾・教室は顔の写らない構図で

学習塾や習い事の教室を探す保護者は、教室の広さ、自習室、送り迎えの車を停める場所を気にします。生徒の顔が写らないよう、授業のない時間に撮るか、後ろ姿や手元だけにします。入口に防犯カメラや入退室の仕組みがあれば、その写真も安心材料になります。

小売店は売り場と品ぞろえを撮る

雑貨店や酒店、花屋などの小売店は、「何が置いてあるか」で選ばれます。売り場の全体と、棚ごとの品ぞろえが分かる写真を撮ります。贈答品を扱う店は、包装やのしの見本を撮っておくと、ギフトを探している人に伝わります。新しく入った商品は、入荷のたびに撮り足すと、写真の欄が自然に新しくなります。

季節と行事で撮るもの

季節の写真は、店が営業していて情報が新しいことを伝えます。時期ごとの題材を決めておくと、撮影の予定が立てやすくなります。

時期飲食・小売サロン・教室など
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春新メニュー、歓送迎会の席新年度のスタッフ、春のスタイル、新学期の教室
夏冷たいメニュー、テラス席夏の施術メニュー、夏期講習の案内
秋季節の食材、宴会コース秋のスタイル、受験期の自習室
冬年末年始の営業案内、持ち帰りの予約品年末の予約状況、冬期講習の案内

季節の写真は時期が過ぎたら外す

クリスマスの飾り付けが春まで残っていると、更新されていない店に見えます。季節の写真を載せるときは、外す時期も一緒に決めておきます。営業時間の変更や休業の告知は、写真よりも投稿機能のほうが期限を区切って伝えやすい情報です。

スマートフォンで撮るときのコツ

Googleビジネスプロフィール ヘルプでは、ピントが合っていて十分に明るい写真が望ましく、大幅な加工や過度のフィルタは避けるよう案内されています。特別な機材がなくても、次の3点で写真は変わります。

明るい時間に自然の光で撮る

店内は窓からの光がある昼間に撮ると、色が自然に写ります。照明だけで撮ると黄色や青に偏りやすくなります。夜の雰囲気を伝えたい写真だけ、営業時間に合わせて撮ります。

水平と目の高さをそろえる

壁や柱が傾いた写真は、それだけで雑な印象になります。画面にグリッド線を表示して、柱や棚がまっすぐになるように構えます。店内は大人が立ったときの目の高さで撮ると、来店したときの見え方に近くなります。

料理と商品は寄り、店内は引く

料理や商品は画面いっぱいに寄って質感を見せ、店内は入口近くから引いて広さを見せます。スマートフォンの超広角レンズは端がゆがんで実際より広く見えるため、店内でも普通の画角を基本にします。

写真のネタで迷いやすいこと

写真のネタが尽きたときはどうすればよいですか?

お客様からの問い合わせや予約の電話で聞かれたことを書き出してみてください。「駐車場はどこか」「何人まで入れるか」といった質問は、そのまま写真のネタになります。

お客様が写り込んだ写真は載せてもよいですか?

了承を取っていない場合は載せないか、顔が分からない構図で撮り直します。開店前や閉店後など、お客様がいない時間に撮るのが確実です。

文字入りの告知画像を写真として載せてもよいですか?

写真の欄は店の実際の様子を見せる場所です。キャンペーンや告知は文字の多い画像になりやすいため、期限のある情報は投稿機能で伝えるほうが向いています。

スタッフが撮った写真を担当者が載せてもよいですか?

問題ありません。むしろ、管理の権限を持つ担当者がまとめて載せるほうが、似た写真の重なりや古い写真の消し忘れを防げます。スタッフにはJPGのまま送ってもらい、チャットアプリで圧縮された画像ではなく元のデータを受け取るようにします。

ホームページやSNSと同じ写真を使ってもよいですか?

使えます。ただしSNS向けに文字を重ねたり正方形に切り抜いたりした画像は、元の写真に戻して使います。写真の一覧では1枚ずつが小さく並ぶため、伝えたいものを中央に大きく写した写真が向いています。

動画と写真はどちらを優先すべきですか?

まずは写真で、外観・入口・店内・料金をそろえます。そのうえで、店内の広さや施術の流れなど、動きがあると伝わりやすいものを動画で補います。

撮影リストを作って少しずつ増やす

写真のアイデアは、お客様の疑問を書き出すところから生まれます。まずはどの業種でもそろえたい5種類を撮り、次に自分の業種ならではの場面、最後に季節の写真へと広げていくと、無理なく続けられます。撮影リストを紙1枚にまとめて店に置いておき、撮ったものに印を付けていく方法なら、担当が替わっても続きます。リストには「撮った日」と「外す予定の日」の欄も作っておくと、季節の写真や価格の写真の入れ替えを忘れません。半年に一度はリストを見直し、店の変化に合わせて項目を足したり消したりします。動画で補いたい場面がある場合は動画の扱い方も参考にしてください。

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