Googleビジネスプロフィールの営業時間設定方法|特別営業時間まで解説

Googleビジネスプロフィールの営業時間は、Googleで自社名を検索して表示される「プロフィールを編集」から数分で設定できます。営業時間が未設定・不正確なままだと、閉店中と誤解されて来店機会を失うだけでなく、プロフィールの信頼性評価にも悪影響です。本記事では、通常の営業時間の設定手順から、祝日や年末年始に使う「特別営業時間」の設定方法、反映されない場合の対処法までを解説します。

営業時間の基本設定手順(PC・スマホ共通)

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Photo by path digital on Unsplash

結論として、現在のGoogleビジネスプロフィールは専用管理画面ではなく、Google検索・Googleマップ上から直接編集します。手順は次のとおりです。

  • 1. オーナー確認済みのGoogleアカウントでログインし、Google検索で自社のビジネス名を検索する
  • 2. 検索結果に表示される管理メニューから「プロフィールを編集」をクリックする
  • 3. 「営業時間」の項目(鉛筆マーク)を選択する
  • 4. 「決まった営業時間で営業している」を選び、曜日ごとに開店・閉店時刻を入力する
  • 5. 「保存」をクリックして完了

昼休みがある場合は、同じ曜日に「午前11時〜14時」「17時〜22時」のように時間帯を追加して2枠に分けて登録します。営業ステータスは「決まった営業時間で営業している」のほか「臨時休業」「閉業」などが選べます。

特別営業時間の設定方法|祝日・年末年始は必須

祝日や年末年始など、通常と異なる営業をする日は「特別営業時間」で個別に設定します。特別営業時間を設定できるのは、営業ステータスで「決まった営業時間で営業している」を選んでいる場合のみです。

  • 1. 「プロフィールを編集」を開き「特別営業時間」の鉛筆マークを選択する
  • 2. 「新しい日付を追加」から対象の日付を選ぶ
  • 3. その日の営業時間を入力する(休業日は「休業日」を選択)
  • 4. 「保存」で確定する

祝日が近づくとGoogleから「祝日の営業時間を確認してください」と通知が来ることがあります。未設定のままだと検索画面に「祝日の営業時間は異なる場合があります」と表示され、ユーザーに不安を与えるため、祝日は営業どおりでも明示的に設定しておくのがおすすめです。

設定時の注意点とよくあるミス

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Photo by Leyre Labarga on Unsplash

営業時間設定でつまずきやすいポイントを押さえておきましょう。特に深夜営業の店舗は入力方法に癖があります。

ケース正しい設定方法
深夜0時をまたぐ営業「18時〜翌2時」のように入力可能。特別営業時間は24時間以内のため、またぐ場合は2つの時間帯に分割する
長期休業(改装・冬季休業)「臨時休業」ステータスを使用。「閉業」にすると検索露出が大きく低下するので厳禁
業種別の受付時間「営業時間の詳細」でテイクアウト・デリバリー・受付時間などを個別設定できる
Webサイトとの不一致公式サイト・SNS・ポータルと営業時間を統一。不一致は信頼性評価の低下要因

営業時間が反映されない・変更できない時の対処法

保存した営業時間が反映されない場合、まず疑うべきはオーナー確認の未完了と、Googleによる審査中ステータスです。編集内容は通常数分〜数日で反映されますが、第三者からの情報修正提案やGoogle側のデータと競合すると、勝手に書き換わることもあります。対処の基本は、①オーナー確認を完了させる、②公式サイトに正しい営業時間を明記してGoogleに一貫した情報を示す、③改善しない場合はビジネスプロフィールのヘルプからサポートに問い合わせる、の3つです。定期的にプロフィールを見回り、意図しない変更がないか月1回は確認しましょう。

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日をまたぐ営業時間は検索でどう見えるか

営業時間の編集画面。月曜から金曜が10:00から翌朝6:00で登録されている
日をまたぐ営業時間の登録例。終了が翌朝6:00になっている(2026年10月2日撮影)

実際の管理画面の登録例です。平日の営業時間が「10:00–6:00」になっています。Googleはこれを「朝10時から翌朝6時まで」として扱います。検索結果では深夜も「営業中」と表示され、金曜の夜に調べると「営業終了: 6:00(土)」のように、翌日の曜日つきで終了時刻が出ます。

深夜まで営業する店や、夜間も受け付ける事業にとっては、これが正しい登録です。一方で、営業時間の入力欄は午前と午後を選び間違えやすく、18:00のつもりで6:00を選んでしまうと、同じ表示になります。日をまたぐ設定をしたときも、そうでないときも、登録したあとに検索結果の見え方を確かめておくと安心です。

  • 設定したら、編集画面の一覧で開始時刻と終了時刻の組み合わせが意図どおりかを見る
  • スマートフォンでGoogleマップを開き、深夜や定休日に「営業中」「営業時間外」「定休日」のどれが出るかを確かめる
  • 日をまたぐ営業なら、終了時刻のあとに翌日の曜日が正しく付いているかを確かめる

営業時間の詳細(テイクアウト・受付時間など)の使い方

通常の営業時間とは別に、サービスごとの時間を出せる

「営業時間の詳細」を使うと、テイクアウトや宅配、店頭受け取りなど、提供しているサービスごとの時間を、通常の営業時間とは別に表示できます。たとえば、お店は11時から22時まで開いているけれど、テイクアウトは11時から15時まで、といった場合に便利です。

通常の営業時間を先に設定しておく

Googleのヘルプでは、営業時間の詳細は通常の営業時間を設定するまで表示されないと案内されています。また、詳細の時間は、通常の営業時間の範囲の中で設定するのが基本です。お店が閉まっている時間にテイクアウトだけ受け付けているような場合は、表示がかえって分かりにくくならないか確認しましょう。

選べる項目は業種によって変わる

営業時間の詳細で選べる項目は、プロフィールのカテゴリによって変わります。自分のお店で使えそうな項目の例を、業種別にまとめました。実際に表示される項目は、管理画面で確認してください。

業種の例使いやすい項目の例こんなときに
飲食店テイクアウト、宅配、ランチランチ営業やテイクアウトの時間が店内営業と違う
クリニック・歯科受付時間など診療時間と受付の締め切りが違う
小売店店頭受け取り、宅配ネット注文の受け取り時間を案内したい
サービス業電話の受付時間など来店とは別に、問い合わせの時間を伝えたい

業態ごとの営業時間の入れ方

昼休みがある場合

昼休みがあるお店は、同じ曜日に時間帯を2つ登録します。午前の診療と午後の診療が分かれているクリニックや、ランチとディナーの間に休憩を取る飲食店がこの形です。1つの時間帯で登録すると、昼休みの間も「営業中」と表示されてしまいます。

予約制・不定休のお店

完全予約制のお店でも、予約を受け付けている時間を営業時間として登録しておくのが基本です。営業時間が空欄だと、お店を探している人が「営業しているのか分からない」と感じてしまいます。休みが不定期の場合は、通常の営業時間を登録したうえで、休む日を特別営業時間で「休業日」として登録していきます。

季節営業・長期の休み

冬季休業や改装などで一定期間お休みする場合は、営業ステータスの「臨時休業」を使います。「閉業」は、お店をやめたときに使う設定です。間違えて選ぶと、営業を再開したあとも閉業と表示されてしまうことがあるので注意しましょう。

24時間営業のお店

24時間営業のお店は、営業時間の編集画面で各曜日を24時間営業として設定できます。「0時から23時59分」のように時刻で入力するより、意図が正しく伝わります。年末年始だけ営業時間が変わる場合は、特別営業時間で上書きしましょう。

祝日・年末年始の登録スケジュール

いつまでに登録すればいいか

Googleのヘルプでは、公的な祝休日は、通常の営業時間と変わらない場合でも、念のため祝休日の営業時間を設定することがすすめられています。登録の目安をまとめました。

時期登録の目安ポイント
年末年始12月の上旬まで休業日だけでなく、短縮営業の日も登録する
ゴールデンウィーク4月の中旬まで祝日と平日が混ざるので、1日ずつ確認する
お盆休み7月の下旬まで休む期間を前後の営業日まで含めて見直す
そのほかの祝日1〜2週間前まで営業時間が通常どおりでも登録しておく

特別営業時間で日をまたぐときの入れ方

特別営業時間は、1日の中で入力する必要があります。Googleのヘルプでは、夜7時から翌日の夕方5時まで営業するような場合は、初日を19時から0時まで、翌日を0時から17時までというように、日付ごとに分けて入力する方法が案内されています。

営業時間が勝手に変わるのを防ぐ

ユーザーの提案やGoogleによる更新

Googleビジネスプロフィールの情報は、ユーザーからの修正の提案や、Googleが集めた情報によって更新されることがあります。営業時間も例外ではありません。管理画面に「Googleによって更新されました」などの表示が出ていないか、ときどき確認しましょう。

公式サイトやSNSと営業時間をそろえる

公式サイト、SNS、グルメサイトなどで営業時間の表記がばらばらだと、どれが正しいのか判断しにくくなり、意図しない更新のきっかけにもなります。営業時間を変えたときは、Googleビジネスプロフィールと同じ日に、ほかの媒体もまとめて直すのが確実です。

月に1回は検索結果で見え方を確かめる

設定画面で正しく見えていても、検索結果での表示が意図どおりとは限りません。月に1回は、スマートフォンでGoogleマップを開き、自分のお店の営業時間と「営業中」「営業時間外」の表示を確かめる習慣をつけておくと、間違いに早く気づけます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 特別営業時間はどれくらい前に設定すべきですか?

反映の遅延を考慮し、1〜2週間前までの設定がおすすめです。年末年始やゴールデンウィークはまとめて先に登録しておくと安心です。

Q2. 定休日はどう設定しますか?

営業時間の編集画面で、該当曜日を「定休日」に設定します。第2・第4水曜のような変則定休日は、特別営業時間で該当日を「休業日」として個別登録します。

Q3. 営業時間の設定はMEOの順位に影響しますか?

Googleは、ローカル検索の順位を決める主な要素として「関連性」「距離」「知名度」の3つを挙げています。営業時間そのものが順位を直接決めるわけではありませんが、正確で充実したビジネス情報は関連性の判断に役立つとされています。何より、営業時間が正しいことは、検索した人が実際に来店するかどうかに直結します。

Q4. スマホだけでも設定できますか?

できます。スマホのGoogle検索やGoogleマップアプリで自社名を検索し、「プロフィールを編集」から同じ手順で設定可能です。

まとめ

Googleビジネスプロフィールの営業時間は、「プロフィールを編集」→「営業時間」から設定し、祝日・年末年始は「特別営業時間」で個別に上書きするのが正しい運用です。深夜またぎの分割入力や臨時休業ステータスの使い分けなど注意点を押さえ、常に実態と一致した情報を保つことが、来店機会の最大化とMEO評価の向上につながります。

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