Googleビジネスプロフィールに入れないときは、「どのGoogleアカウントで管理していたか」を思い出すことが最初の一歩です。お店のGoogleページ自体は消えていないことがほとんどで、管理アカウントさえ分かれば、パスワード再設定かアクセス権のリクエストで戻せます。この記事では、店舗オーナーが自分で進められる順番に、確認すべきこと・3つの戻し方・やってはいけないことをまとめました。
まず確認すること|お店のページは消えていない
「管理画面に入れない」と「お店のページが消えた」は別の問題です。多くの場合、ページはGoogleマップ上に残っており、管理者としてログインできないだけです。まずGoogleで店名を検索し、お店の情報(営業時間・写真・口コミ)が表示されるかを確認してください。表示されていれば、ページは生きています。
次に、5分だけ使って以下の3点を思い出してください。ここが分かるかどうかで、次にやることが変わります。
- 最初に登録したとき、どのGmailを使ったか(店用・個人用・スタッフ・依頼した業者など)
- 使っていそうなGmailの受信箱で「Google ビジネス プロフィール」と検索し、昔の通知メールが残っていないか(届いていればそのアドレスが管理用です)
- スタッフや制作会社・MEO業者に頼んで作ってもらった店舗はないか(その人がオーナーになっている可能性があります)
複数店舗を運営している場合、同じ人が同じアカウントで登録していることが多いです。1店舗分の管理アカウントが分かれば、残りの店舗も同じ方法で戻せます。
戻し方A|アドレスは分かる・パスワードだけ忘れた
管理用のGmailアドレスが分かっているなら、Googleアカウントの復旧ページからパスワードを再設定するだけで戻せます。所要時間は5〜10分です。
- Googleアカウント復旧ページ(accounts.google.com/signin/recovery)を開き、管理用のGmailアドレスを入力します
- 案内に従ってパスワードを再設定します。いつも使っているスマートフォンから操作すると本人確認が通りやすいです
- ログインできたら business.google.com を開き、自分の店舗が一覧に出てくるか確認します
復旧ページで「このアカウントは存在しません」と出た場合は、アドレスの記憶違いか、別のアカウントで登録されています。その場合は次の戻し方Bへ進んでください。
戻し方B|アドレスが分からない・別の人が持っている
管理アカウントが分からない、または退職したスタッフや以前の業者が持っている場合は、「アクセス権のリクエスト」で権限を取り戻します。今の持ち主が3日以内に返事をしなければ、自分で本人確認をして引き取れる仕組みです。
- 店で使えるGoogleアカウントでログインします(なければ店用に新しくGmailを作って構いません)
- Googleで店名を検索し、お店の情報の中にある「このビジネスのオーナーですか?」を押します
- 「すでに別のユーザーが確認済みです」という画面が出たら「アクセス権をリクエスト」を押します
- 名前・関係(オーナー)・連絡先を入力して送信します
- 今の持ち主にGoogleからメールが届きます。3日以内に承認されれば、その時点で権限がもらえます
- 3日たっても返事がなければ、Googleから「自分で確認する」案内メールが届きます。そこから本人確認(動画撮影・電話・ハガキなど、店舗ごとに表示される方法)を済ませれば、自分のものになります
今の持ち主が分かっていて連絡がつくなら、リクエストを待つよりも、その人の管理画面の「ユーザーと権限」から店のアカウントをオーナーとして追加してもらうのが一番早いです。本人確認の方法ごとの流れは、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法5種類で詳しく解説しています。
戻し方C|AもBも詰まったらGoogleサポートへ
パスワード再設定もアクセス権リクエストも通らないときは、Googleビジネスプロフィールのサポートに「オーナー権限の問題」として連絡します。店舗が実在する証拠を添えると、対応がスムーズです。
- Googleビジネスプロフィール ヘルプ(support.google.com/business/gethelp)を開き、問い合わせフォームに進みます
- 店名・住所・電話番号と、店が本物だと分かるもの(看板の写真・公共料金の請求書・営業許可証など)を用意します
- 「以前は管理できていたが、アカウントが分からなくなった」と経緯を具体的に書いて送信します
サポートへの連絡方法や返信までの目安は、Googleビジネスプロフィールのサポートへ問い合わせる方法にまとめています。
やってはいけないこと|同じ店をもう一度登録しない
入れないからといって「ビジネスを追加」から同じ店をもう一度登録するのは禁物です。ページが二重になり、口コミや写真が分散するうえ、あとでGoogleに統合を依頼する手間が増えます。既存のページに対して「オーナーですか?」からアクセス権をリクエストするのが正しい手順です。
入れるようになったら|管理者を2人以上にしておく
権限を取り戻したら、同じことが二度と起きないように、管理者を2人以上にしておきます。管理画面の「ユーザーと権限」から、店のアカウントとは別に、経営者本人のアカウントや信頼できる制作会社のアドレスを「管理者」で追加してください。次に何かあったとき、どちらかが入れれば復旧できます。
- 管理用アカウントのアドレスとパスワードを、店のマニュアルや共有フォルダに残す
- スタッフや業者に登録を頼んだときは、必ず自分のアカウントをオーナーに追加してもらう
- 本人確認が「動画撮影」になった場合は、店舗の外観・内観・備品を撮る必要があるため、慣れた人と一緒に進めると確実です
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よくある質問(FAQ)
Q. 管理アカウントが分からなくても、お店のページは消えませんか?
消えません。Googleビジネスプロフィールのページは、管理者がログインしなくてもGoogleマップ上に残り続けます。ただし情報の更新や口コミへの返信ができない状態が続くため、早めに権限を取り戻してください。
Q. アクセス権をリクエストしてから、どれくらいで結果が分かりますか?
今の持ち主の返答期限は3日です。承認されればすぐに権限が付き、3日たっても返事がなければ、Googleから自分で本人確認を進める案内メールが届きます。本人確認の方法によっては、ハガキの到着にさらに数日〜2週間かかります。
Q. 退職したスタッフがオーナーになっている場合はどうすればいいですか?
連絡がつくなら、その人の管理画面「ユーザーと権限」から店のアカウントをオーナーに追加してもらうのが最短です。連絡がつかない場合は、戻し方Bの「アクセス権をリクエスト」で3日待ち、その後に自分で本人確認を行います。
Q. 複数店舗を運営していますが、1店舗ずつ手続きが必要ですか?
同じアカウントで登録していれば、1つのアカウントに入れた時点で全店舗が一覧に表示されます。別々のアカウントで登録していた場合は、店舗ごとにアクセス権のリクエストが必要です。
まとめ
Googleビジネスプロフィールに入れないときは、まず管理用のGmailを思い出し、分かればパスワード再設定(A)、分からなければアクセス権のリクエスト(B)、それでも詰まればGoogleサポート(C)の順で進めます。同じ店を二重登録しないこと、権限を取り戻したら管理者を2人以上にしておくことが、再発を防ぐポイントです。手順の途中で分からなくなったら、そこで止めてMEO対策センターへご相談ください。一緒に戻していきます。