MEO対策のサービスを調べ始めると、ツールを提供する会社、運用を代行する会社、その両方を手がける会社と、選択肢がたくさんあって迷ってしまいます。どれも「Googleマップからの集客を増やす」ことを目指していますが、得意なことや向いているお店はそれぞれ違います。
この記事では、名前を聞く機会の多いカンリーと口コミ365、そして私たち日本MEO対策センターの3つを例に、サービスのタイプごとの違いと選び方を整理します。
なお、この記事は日本MEO対策センターが書いています。自社のサービスも比較に入っているため、他社の情報はそれぞれの公式サイトで2026年10月時点に公開されている内容だけをもとにしています。最新の内容や料金は、各社の公式サイトでご確認ください。
MEO対策サービスは大きく3つのタイプに分かれる
タイプ1:多店舗の情報をまとめて管理するツール
複数の店舗を運営している会社向けに、Googleビジネスプロフィールをはじめ、各種地図サービスやSNSに載っている店舗情報や口コミを、1つの画面でまとめて管理・分析できるツールです。店舗数が多いほど、手作業で更新する手間を大きく減らせます。
タイプ2:口コミや投稿をAIで支援するツール
口コミの獲得、口コミへの返信、投稿の作成などを、AIの力で効率よく進めるためのツールです。お店のスタッフが自分たちで運用することを前提に、毎日の作業を軽くしてくれます。
タイプ3:運用を代わりに行う代行サービス
プロフィールの整備から投稿、口コミへの返信、順位の計測と改善までを、専門のスタッフが代わりに行うサービスです。MEO対策に時間を割けないお店や、何から手をつければいいか分からないお店に向いています。
3つのタイプの違い
| タイプ | 主な作業をする人 | 向いているお店 |
|---|---|---|
| 多店舗管理ツール | 本部の担当者 | 店舗数が多く、情報の更新や口コミの確認を一元化したい会社 |
| 口コミ・投稿の支援ツール | 店舗のスタッフ | 自分たちで運用する時間があり、作業を効率化したいお店 |
| 運用代行 | 代行会社のスタッフ | 時間や知識が足りず、運用そのものを任せたいお店 |
実際には、ツールの会社が代行プランを用意していたり、代行の会社がツールを組み合わせて提供していたりと、境目ははっきりしていません。それでも、「誰が手を動かすのか」で考えると、自分のお店に合うサービスを選びやすくなります。
カンリーの特徴
多店舗の店舗情報と口コミを一元管理
カンリー(株式会社カンリー)の「カンリー店舗集客」は、Googleビジネスプロフィールなど複数のサービスに載っている店舗情報や口コミを、まとめて管理・分析できるサービスです。公式サイトでは、店舗情報の一括管理、口コミの一括管理と返信、全店舗のデータの一括分析、店舗検索ページの作成といった機能が紹介されています。
大手チェーンを中心とした導入実績
公式サイトでは、国内外で13万店舗以上の導入実績が紹介されています。大手チェーンでの導入事例が多く、多店舗を運営する企業での利用に強みがあるサービスです。店舗数に上限はなく、単店舗でも利用できると案内されています。
関連サービスも展開
Google検索やGoogleマップに実店舗の在庫情報を表示する「カンリーローカル在庫」など、店舗集客に関わるサービスも展開しています。
料金について
料金は公式サイトでは公開されておらず、店舗の状況や要望に応じてプランを案内する形です。資料ダウンロードやデモの相談が用意されています。
口コミ365の特徴
AIで口コミの獲得から返信までを支援
口コミ365(イエロ株式会社)は、店舗向けの口コミ・MEO・AIO対策ツールです。公式サイトでは、選択式のアンケートに答えるとAIが口コミの文章づくりを手伝う機能や、口コミの内容を読み取って返信文を提案する機能が紹介されています。新しい口コミをメールやLINEで知らせる通知機能もあります。
投稿・分析の機能も幅広い
AIによる投稿の作成、複数店舗への一括投稿、Instagramの投稿をGoogleビジネスプロフィールに反映する連携、キーワード順位の計測、多言語の口コミの翻訳と分析など、日々の運用に関わる機能が幅広くそろっています。公式サイトでは、個人店から大規模チェーンまで対応していると案内されています。
導入実績
公式サイトでは、導入店舗数が1万店舗を突破したことが紹介されています。飲食店、美容サロン、整体、歯科、ホテルなど、さまざまな業種で使われています。
料金について
料金は公式サイトでは公開されておらず、資料請求で案内する形です。Googleマップの設定をAIが診断する無料診断も用意されています。
日本MEO対策センターの特徴
運用代行とツールの両方から選べる
日本MEO対策センターは、京都の株式会社THREE D PLUSが運営するMEO対策サービスです。お店の状況に合わせて、プロフィールの土台を整える「整える」、ツールを使って自分たちで運用する「自分でやる」、運用をまるごと任せる「任せる」の3つの考え方で、5つのプランを用意しています。
料金をすべて公開している
| プラン | タイプ | 料金(税別) |
|---|---|---|
| 初期整備プラン | 整える | 30,000円(1回のみ) |
| Instagram連携プラン | 自分でやる | 月額5,000円 |
| AI口コミ生成プラン | 自分でやる | 月額6,600円 |
| 口コミ・投稿丸投げプラン | 任せる | 月額30,000円 |
| プロプラン | 任せる | 月額50,000円 |
月額プランは初期費用30,000円(税別)、最低契約期間6か月で、違約金はありません。
単店舗・小規模の店舗が中心
私たちがお手伝いしているのは、飲食店や美容室、クリニック、建設会社など、1店舗から数店舗規模のお店が中心です。担当者が一人ひとりのプロフィールを見て、カテゴリの選び方や口コミへの返信まで具体的にご提案する形をとっています。数百店舗を本部でまとめて管理するような使い方は、多店舗管理に特化したツールのほうが向いています。
3社の比較表
公式情報で比べる
| 項目 | カンリー | 口コミ365 | 日本MEO対策センター |
|---|---|---|---|
| 主なタイプ | 多店舗管理ツール | 口コミ・MEOのAIツール | 運用代行+ツール |
| 得意なこと | 多店舗の情報・口コミの一元管理と分析 | AIによる口コミ獲得・返信・投稿の支援 | プロフィールの整備から運用までの代行 |
| 導入実績(公式) | 13万店舗以上 | 1万店舗突破 | (件数は非公表) |
| 料金の公開 | 問い合わせで案内 | 資料請求で案内 | 公式サイトで公開 |
| 向いているお店 | 多店舗を運営する企業 | 自分たちで運用したい店舗(個人店からチェーンまで) | 運用を任せたい、または相談しながら進めたい小規模店舗 |
※2026年10月時点で、各社の公式サイトに公開されている情報をもとにしています。
表だけで決めないために
比較表は、あくまで入口です。同じタイプのサービスでも、プランの中身やサポートの手厚さは会社ごとに違います。気になるサービスがあれば、資料を取り寄せたり、デモや相談の場で実際の画面や運用の流れを見せてもらったりするのがいちばん確実です。
また、MEO対策は始めてすぐに結果が出るものではなく、数か月単位で続けていく施策です。導入のしやすさだけでなく、半年後、1年後も無理なく続けられるかどうかという目線で比べると、選んだあとに後悔しにくくなります。費用の面でも、月額だけでなく、続けた期間の総額で考えておくと安心です。
お店の状況別の選び方
店舗数が多く、本部でまとめて管理したい
店舗ごとの営業時間の変更や、口コミの確認を本部で一元化したいなら、多店舗管理に強いツールが候補になります。店舗数が増えるほど、手作業との差が大きくなります。
スタッフが自分たちで運用できる
口コミへの返信や投稿を、お店のスタッフで続けられるなら、AIで作業を支援するツールが向いています。費用を抑えながら、毎日の運用を軽くできます。
時間がない、何から始めればいいか分からない
MEO対策に割ける時間がない、設定が正しいのか分からないという場合は、運用代行を検討するとよいでしょう。まずはプロフィールの土台を整えるだけ、という使い方もできます。
資料請求やデモで聞いておきたいこと
候補のサービスが2つ、3つに絞れたら、資料請求やデモの場で次のことを聞いておくと、比べやすくなります。どのサービスにも同じ質問をすると、違いがはっきり見えてきます。
- 自分のお店の店舗数と業種で、どのプランが合うか。その場合の月額と初期費用はいくらか
- お店側でやる作業と、サービス側がやる作業はそれぞれ何か
- 口コミを集める仕組みは、Googleのポリシーに沿った使い方になっているか
- 困ったときの問い合わせ先と、返事が来るまでの目安
- 成果をどの数字で確認するのか(順位、表示回数、電話やルート検索の数など)
特に、お店側でやる作業の量は、サービスのタイプによって大きく変わります。ツールを入れたものの、スタッフに使う時間がなくて止まってしまった、ということがないように、毎月どれくらい手を動かす必要があるのかを具体的に聞いておきましょう。
選ぶ前に確認しておきたいこと
どのタイプを選ぶ場合も、契約期間の総額、途中解約の条件、Googleビジネスプロフィールのオーナー権限をお店側が持てるかどうかは、事前に確認しておきましょう。確認のポイントは「「初期費用無料」のMEO業者と契約する前に確認したい7つのこと」でくわしくまとめています。
よくある質問
Q. ツールと運用代行を組み合わせることはできますか?
A. できます。たとえば、日々の口コミ返信はツールでお店が行い、プロフィールの整備や順位の分析は代行会社に任せる、といった分け方もあります。どこまでを自分たちで行い、どこからを任せるかを決めておくと、サービスを選びやすくなります。
Q. 料金が公開されていないサービスは高いのですか?
A. そうとは限りません。店舗数や必要な機能によって最適なプランが変わるため、個別に案内しているサービスも多くあります。気になる場合は、資料請求や問い合わせで、自分のお店の条件での見積もりをもらいましょう。
Q. 1店舗だけでも、多店舗向けのツールを使えますか?
A. サービスによっては、1店舗から利用できるものもあります。ただ、多店舗の一元管理に強みがあるツールの場合、1店舗では機能を使い切れないこともあるので、必要な機能を整理してから比べるのがおすすめです。
まとめ
MEO対策のサービスは、「多店舗の管理」「口コミや投稿の支援」「運用の代行」と、それぞれ得意なことが違います。カンリーは多店舗の一元管理、口コミ365はAIによる口コミと運用の支援、日本MEO対策センターは小規模店舗の運用代行と、それぞれに向いているお店があります。
大切なのは、どのサービスが一番かではなく、自分のお店の店舗数や、運用にかけられる時間に合っているかどうかです。気になるサービスは、資料やデモで中身を確かめてから選びましょう。
日本MEO対策センターのサービス内容と料金は、資料(PDF・全43ページ)にまとめています。他社との比較にもお使いください。サービス資料を無料でダウンロードする
※カンリー、口コミ365は、各社の商標または登録商標です。
