カフェのMEO対策|来店につながるGoogleマップ集客

カフェを探している人の検索には、他の飲食業にはない特徴があります。何を食べるかより、そこで何をするかで店を選んでいる点です。仕事をしたい、打ち合わせをしたい、ひとりで時間をつぶしたい。この目的が検索語にそのまま出ます。

カフェは「滞在の目的」で探される

a restaurant with yellow walls and wooden tables
Photo by SOUrav EK on Unsplash

「近くのカフェ」で検索する人は、実際にはもっと具体的な条件を持っています。電源が使えるか、Wi-Fiがあるか、長居しても大丈夫か。これらは属性で設定できる項目で、検索の絞り込み条件にもなります。

滞在の目的使われる検索語必要な情報
仕事・作業電源、Wi-Fi、コンセント属性の設定、席のタイプ
打ち合わせ静か、個室、テーブル席店内の写真、混雑する時間帯
休憩近く、テイクアウト営業時間、席数
食事モーニング、ランチメニューと価格帯

属性を設定していないカフェは多く、ここを埋めるだけで検索の絞り込みに残るようになります。特に電源とWi-Fiは、設定の有無が来店を直接左右します。

時間帯で客層が入れ替わる

カフェは1日のなかで客層が何度も変わります。朝は出勤前、昼は食事、午後は作業や打ち合わせ、夕方以降は休憩。それぞれ求める情報が違うため、投稿を出す時間帯にも意味が出ます。

午後に作業目的の人を狙うなら、午前中に「今日は空いています」と投稿しておく。この一手間で、席が空いているか分からず来店をためらう人を拾えます。

写真は席から撮る

カフェの写真でよく見るのは、料理の寄りと外観です。これも必要ですが、探している人が知りたいのは「自分が座る席がどんな場所か」です。

  • 窓際の席から外を見た写真(明るさが伝わる)
  • テーブルの広さが分かる写真(ノートPCが置けるか)
  • コンセントの位置が分かる写真
  • 店内全体の様子(混み具合と席の間隔)

この4枚があると、初めての人でも自分が過ごす場面を想像できます。料理の写真だけでは、そこが伝わりません。

メニューの見せ方で単価が変わる

カフェは客単価の幅が業種のなかでも大きく、コーヒー1杯で帰る人と、食事とデザートまで頼む人が混在します。GBPで何を見せるかによって、どちらの層が来るかが変わります。

フードメニューの写真を出していないカフェは多く、「飲み物だけの店」と思われていることがあります。食事を出しているなら、その写真を必ず載せてください。

見せたい層出す写真説明文で触れること
食事目的フードメニュー、ランチセットランチの提供時間と価格帯
デザート目的ケーキ、季節限定のものテイクアウトの可否
作業目的席とコンセント滞在時間の目安
手土産需要焼き菓子、ギフト包装予約が必要かどうか

季節の限定メニューは投稿で出す

限定メニューは投稿に向いた題材です。期間が決まっているため、見た人に「今行かないと」という理由を与えられます。

写真1枚と、提供期間を書くだけで構いません。文章を練るより、頻度を保つほうが効果があります。

「カフェ」と「喫茶店」のどちらを選ぶか

GBPには「カフェ」と「喫茶店」の両方のカテゴリがあります。どちらが正しいということはなく、店の名乗り方と、来てほしい人が使う言葉で選びます。ハンドドリップやサイフォンで淹れる昔ながらの店なら喫茶店、ラテや焼き菓子を中心に若い世代を呼びたい店ならカフェをメインにし、もう一方を追加カテゴリに入れる組み合わせも考えられます。

自家焙煎の豆を販売している、店内でパンを焼いている、といった特徴があれば、それに対応するカテゴリの追加も検討してください。豆やパンを目当てに探している人の候補にも入るようになります。

メニュー登録と表示のルール

飲食店のGBPでは、メニューを項目ごとに登録したり、メニューのページへのリンクを設定したりできます。写真付きで登録しておくと、検索した人が価格帯を確かめてから来店できます。

メニューの言葉は、事実に合わせてください。「自家製」とうたうケーキが仕入れ品だった、「国産小麦使用」と書いた商品に輸入小麦が混ざっていた、という表示は景品表示法の優良誤認につながります。仕入れ先を変えたのにGBPのメニューだけ古いまま残っていることもあるので、メニューを改定するたびに見直します。

  • 価格は税込の総額で示す(消費者向けの価格表示は総額表示が義務)
  • テイクアウトとイートインで価格が違う場合は、軽減税率の関係を踏まえて両方を書く
  • 季節で入れ替わる商品は、提供期間を添える
  • アレルギーの問い合わせに応じられるかを説明文に書く

喫煙と子ども連れの情報は先に出す

2020年4月に改正健康増進法が全面施行され、飲食店は原則として屋内禁煙になりました。喫煙専用室などを設ける場合は、店の入口に標識を掲げることが義務づけられています。たばこを吸いたい人と煙を避けたい人のどちらも事前に確かめたい情報なので、喫煙できるかどうか、できるならどこでかを説明文に書いておいてください。

子ども連れの来店も、事前に確かめられることの多い項目です。ベビーカーで入れるか、子ども用の椅子があるか、おむつ替えの場所があるか。設定できる属性は埋め、属性にない項目は説明文で補います。反対に、静かな空間を保つために未就学児の入店を断っているなら、それも明記しておくと来店後の行き違いを防げます。

来店前に確かめられること書いておく内容
たばこ全席禁煙か、喫煙室の有無と場所
子ども連れベビーカー、子ども用の椅子、入店できる年齢
ペットテラス席のみ可などの条件
支払い現金のみか、キャッシュレスに対応しているか

電源とWi-Fiは条件まで書く

属性で電源やWi-Fiを「あり」にしていても、実際には一部の席にしかコンセントがない、Wi-Fiに時間制限がある、ということがあります。条件を書かずに「あり」だけを示すと、作業目的で来た人が席に着いてから困ることになります。

コンセントのある席の数、Wi-Fiの利用時間の制限、混雑時にパソコン作業を控えてほしい時間帯。この3点を説明文に添えておくと、作業目的の人と店の双方にとって行き違いが減ります。

よくある質問

Q. 属性はどこまで設定すべきですか

A. 電源、Wi-Fi、席のタイプ、テイクアウトの可否は最低限埋めてください。検索の絞り込み条件になっているため、未設定だと候補から外れることがあります。

Q. 長居されるのが困る場合はどうすればいいですか

A. 滞在時間の目安を説明文に書いてください。「混雑時は2時間まで」と明記しておけば、来店前に条件が伝わり、トラブルを避けられます。

Q. 効果が出るまでどのくらいですか

A. 属性の設定は即日反映され、検索の絞り込みに乗ります。口コミの蓄積による効果は1〜3か月かかります。

Q. 口コミに「店員の対応が冷たい」と書かれました

A. 混雑していた時間帯なら、その状況を簡単に伝えたうえで、受け止めたことを書いてください。言い訳に聞こえないよう、改善のために何をするかを一つ具体的に挙げると、ほかの人が読んだときの印象が変わります。

Q. 臨時休業はどう知らせればいいですか

A. 特別営業時間で登録し、投稿でも知らせてください。わざわざ足を運ぶ人が多い店ほど、閉まっていたという体験は口コミに残りやすくなります。

まとめ

カフェのMEO対策は、滞在の目的から逆算します。電源やWi-Fiの属性を埋め、席の様子が分かる写真を出す。この2つで、探している人が自分に合う店かどうかを判断できます。

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