閲覧数とインタラクション数とは、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスレポートで確認できる2大指標のことです。閲覧数は「プロフィールが何回見られたか」、インタラクション数は「見たユーザーが通話・ルート検索・クリックなどの行動を何回起こしたか」を表します。本記事では、それぞれの指標の内訳と読み方、数字が伸びないときの改善策をMEO対策の実務目線で解説します。
閲覧数とは?デバイス別・経路別に分かれる「見られた回数」
閲覧数とは、自店のプロフィールがGoogle検索またはGoogleマップ上で表示・閲覧された回数のことです。パフォーマンスレポートでは「検索経由かマップ経由か」「パソコンかモバイルか」の組み合わせで内訳を確認できます。
多くの店舗ではモバイル×検索の比率が最も高くなります。マップ経由の閲覧が多い店は「今から行ける店」を探す即時性の高いユーザーに見られている傾向があり、検索経由が多い店は店名や業種で調べてから来る計画型のユーザーが中心です。自店の閲覧の入口がどちらに寄っているかを知ることは、投稿内容や写真の方向性を決めるヒントになります。なお閲覧数はユーザー数ではなく表示回数ベースのため、同一ユーザーの複数回閲覧も含まれる点は押さえておきましょう。
インタラクション数とは?来店意欲を測る4つの行動
インタラクション数とは、プロフィールを見たユーザーが起こした行動の合計回数のことで、来店意欲の強さを直接示す指標です。主な内訳は次の4つです。
- 通話:電話ボタンのタップ数。予約・問い合わせ型の業種で最重要
- ルート(経路)検索:道順リクエスト数。来店直前の行動で、実来店に最も近い
- ウェブサイトクリック:公式サイトへの流入数。詳細確認やネット予約の入口
- メッセージ・予約:チャット問い合わせや予約機能経由のアクション数
どの行動を重視すべきかは業種で変わります。美容室なら通話とウェブサイトクリック、観光地のカフェならルート検索、というように自店の来店動線に合った指標を主役に据えましょう。
「閲覧→行動」の転換率で課題を特定する
2つの指標は単体ではなく、「インタラクション数÷閲覧数」の転換率として読むと課題が明確になります。閲覧1,000回に対して行動が30回なら転換率3%です。
| 状態 | 診断 | 優先すべき対策 |
|---|---|---|
| 閲覧が少ない | そもそも見つけられていない | カテゴリ・情報充実・口コミなど露出対策 |
| 閲覧は多いが行動が少ない | 比較で負けている | 写真・口コミ返信・投稿など魅力づけ |
| 両方多いが来店が少ない | 現地・受付で離脱 | 営業時間の正確さ・電話対応・導線確認 |
毎月同じ計算をして転換率の推移を追えば、「閲覧を増やすフェーズ」なのか「選ばれる工夫をするフェーズ」なのか、打ち手の優先順位を数字で判断できます。
指標別・数字が低いときの具体的な改善策
改善は「低い指標に対応する施策」をピンポイントで打つのが効率的です。代表的な処方箋を指標別に挙げます。
- 通話が少ない:営業時間・定休日を正確にし、「電話受付は〇時まで」を説明文に明記する
- ルート検索が少ない:外観写真を昼夜2枚登録し、マップ上のピン位置のずれを修正する
- サイトクリックが少ない:リンク先をトップページではなく予約・メニューページに変更する
- 全体的に少ない:写真の1枚目(カバー)を最も魅力的な1枚に差し替え、口コミ返信率を100%にする
施策は一度に1〜2個に絞り、実施日をメモしてから翌月の数字と比べると、効果の切り分けができます。閲覧数とインタラクション数は、MEO対策の健康診断表です。月1回の確認を習慣にして、数字に基づいた改善サイクルを回していきましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q. 閲覧数の平均や目安はありますか?
業種・立地で大きく異なるため、絶対的な基準はありません。他店との比較よりも、自店の前月比・前年同月比の推移で判断するのが実用的です。
Q. インタラクション数と実際の来店数は一致しますか?
一致はしません。ルート検索をしても来店しない人や、プロフィールを見ただけで直接来店する人もいるためです。あくまで来店意欲の相対的な変化を測る指標として使います。
Q. 閲覧数が急に減ったのですが故障ですか?
Google側の集計仕様変更や季節要因で増減することがあります。まず前年同月と比較し、順位の急落やプロフィールの停止がないかを確認したうえで判断してください。
Q. データはどこまでさかのぼって見られますか?
パフォーマンスレポートで確認できるのは最大6か月分です。長期の推移を分析したい場合は、毎月スプレッドシートなどへ数値を記録しておくことをおすすめします。